歌:キムヨンジャ
作詞:吉岡治
作曲:弦哲也
赤い毛布はおりながら 降りた町は
線路沿いにかもめがとぶ 無人駅
ほつれ髪(がみ)にとまる雪を 口で吸えば
なにもいわず身体(からだ)よせた 小さなおまえ
哭(な)くな哭(な)くなかもめ 逝(い)く船もない
ここが故郷(こきょう)と決めた
春になれば風もなごみ はまなすも咲く
ふたりの港町
やぶれ窓が声を喚(あ)げる 浜の番屋
背中まるめおまえはただ 聴いていた
流れ木(こ)っ片(ぱ)拾いあつめ 火をつければ
揺れてともる片手ほどの しあわせあかり
吠(ほ)えろ吠(ほ)えろ海鳴り 失くした夢を
ここで捜すと決めた
春になれば海もないで 岬が光る
ふたりの港町
哭(な)くな哭(な)くなかもめ 逝(い)く船もない
ここが故郷(こきょう)と決めた
春になれば風もなごみ はまなすも咲く
ふたりの港町
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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