歌:槇原敬之
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
仕事場へ僕を毎日
運んでくれる電車を
動かしていたものを
どうして僕は悪く言える?
夕飯の食卓を囲む
大好きな人の顔を
明るくてらしてくれたものを
どうして悪く言えるんだろう?
こんな豊かな毎日を
今までくれてありがとうと
一番先に言うべきなのに
まるで逆の事を言ってしまうんだ
失ったものは全て
当たり前に思って
それがあることの喜びを
感じずにいたもの
このまま感謝できない
僕らのままでいたなら
もっと多くを失う時が
来るのは確かだろう
人は自然を自分達の
都合で形を変えて
利用しているだけなのに
共存してると何故言える?
いろんなものの命をもらう
事でしか 生きてはいけない
そんな弱い生き物だなんて
見えないくらい我が物顔だ
壊れた原子炉よりも
手に負えないのはきっと
当たり前という気持ちに
汚染された僕らの心
ほら「有り難う」も言えない
失ったものは全て
当たり前に思って
それがあることの喜びを
感じずにいたもの
このまま感謝できない
僕らのままでいたなら
もっと多くを失う時が
来るのは確かだろう
こんな僕らに毎日を
今までくれてありがとうと
言える心だけにしか
取り戻せないものがあるのだろう
失ったものは全て
当たり前に思って
それがあることの喜びを
感じずにいたもの
このまま感謝できない
僕らのままでいたなら
もっと多くを失う時が
来るだろう
それを望んでいないのはきっと
僕だけじゃないはずだ
君だって同じはずだ
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