クリスマスソング きよしこの夜 歌詞

クリスマスソングの「きよしこの夜」の歌詞をふりがな付き、ひらがな、英語で表示します。「きよしこの夜」は、英名「Silent Night」のクリスマスソング(クリスマス・キャロル)で、原曲はドイツ語で書かれました。日本語詞の作詞は由木康で、讃美歌として多くの讃美歌集に収録されています。

「きよしこの夜」歌詞

歌:クリスマスソング

作詞:由木康

作曲:GRUBER FRANZ XAVER

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English Lyrics≫

きよしこの(よる) (ほし)(ひか)
(すく)いのみ()は 馬槽(まぶね)(なか)
(ねむ)(たも)う いと(やす)

きよしこの(よる) 御告(みつげ)()けし
牧人(まきびと)たちは 御子(みこ)御前(みまえ)
ぬかずきぬ かしこみて

きよしこの(よる) 御子(みこ)()みに
(めぐ)みの御代(みよ)の (あした)(ひかり)
(かがや)けり ほがらかに

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「きよしこの夜」について

「きよしこの夜」の歌詞の意味

「きよしこの夜」の日本語歌詞は、牧師で讃美歌作家の由木 康(ゆうき こう)氏が訳詞を作詞しました。現在では難しいと感じられる言葉が多く使われているので、特に難しいと思われる単語について解説します。

「救いの御子」=幼いイエスキリスト

「馬槽(まぶね)」=馬のえさを入れるおけ(飼い葉桶)、イエス・キリストが馬小屋(家畜小屋)の馬槽の中で生まれたと言われていることや、ルカの福音書の中でヨゼフとマリアがベツレヘムへ向かう途中に、イエスを「飼い葉桶」に寝かせたとの記述があることから。別に『馬槽の中に』というイエス・キリストの生涯を歌った讃美歌もあります。

「御告(みつげ)」=天使による「キリスト降誕」の知らせのこと。

「牧人(まきびと)」=羊飼いのこと。

「ぬかずきぬ」=「ぬかずく」は、額(ひたい)を地につけて丁寧に拝むことから、丁寧に拝んだという意味。

「かしこみて」=「畏む」は、恐れ多く思うこと。畏敬を持ち、心から祈る様。

「きよしこの夜」の歌詞の変化

「きよしこの夜」の歌詞は数十年の間に一部が変更されていて、「馬槽の中に」は「御母(みはは)の胸に」から、「牧人たちは」は「羊飼いらは」から変更されています。

「きよしこの夜」の曲について

「きよしこの夜」歌い出しの楽譜

原曲は、ニ長調、6/8(8分の6拍子)、Moderato(控えめな速さで、♪=76~96)、歌い始めの音はラ(A4=一点イ)で作曲されています。

原曲の音域は、D4~G5(一点ニ~二点ト)と広くやや高く、流通している歌唱用の楽譜ではハ長調・変ロ長調・ヘ長調など様々な調に移調されています。また、原曲の6/8(8分の6拍子)を3/4(4分の3拍子)で表記されることも多くあります。

「きよしこの夜」と「しずけき」

英名「Silent Night」の日本語訳として有名な「きよしこの夜」ですが、「きよしこの夜」はキリスト教のプロテスタント教会で歌われる日本語訳で、カトリック教会では聖歌「しずけき」として全く違う日本語訳で歌われています。

また、「讃美歌(さんびか)」は、キリスト教のプロテスタント教会で礼拝や集会の際に歌われる宗教歌の呼び方で、日本のカトリック教会では「聖歌」と呼び「讃美歌」とは呼びません。ただし、プロテスタントでは讃美歌を聖歌と呼ぶこともあり、出版される讃美歌集に「聖歌集」の名がつけられることもあります。

同名の曲が6曲収録されています。

きよしこの夜(氷川きよし)

きよしこの夜(KIYOSHI)

きよしこの夜(大石秀一郎 (CV:近藤孝行))

きよしこの夜(石原裕次郎)

きよしこの夜(Paul Potts)

きよしこの夜(河村隆一)

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