作詞:MATSUMURA
作曲:MATSUMURA
黒ずんだ桜の花びらに 閉じ込めた一枚の写真
都会の海で生まれて落とされた 濁る笑みと黒い嘘
用済みの枯れ落ち葉たちと 温室に吹く冷たい息
そして訪れた必然の死が 僕の心に残った
路上に散らばった 誰にでも起こりえる罠
無機質なガラス破片
表情変えず突き刺す
今日も隣町のどこかで 捌け口は新たに生まれ
翼のない小鳥の列が 絶望の屋上へと続く
新緑のつぼみは春と 戯れて高らかに笑う
向日葵の揺れる丘には 何食わぬ顔の加害者
自責の海底 もがくあなたに罪はないのに
時経ち幾度の四季を越えても鳴き止まない
今日も隣町のどこかで 捌け口に新たに生まれ
また一つ増える蝉の声 嘆きの蝉時雨が降る
人知れず覚悟して 桜見ずあの子は消えた
か細い悲鳴は 黙殺されて消えた
真冬に降る蝉時雨 屋上の足跡濡らす
悲劇は決してなくならない
それは変えられない摂理
今日も隣町のどこかで 捌け口は新たに生まれ
また一つ失った命に 嘆きの蝉時雨が降る
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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