青絵涼。 ±1 歌詞

歌：青絵涼。

作詞：青絵涼

作曲：青絵涼

通り過ぎたその残像に
ラブソングなんて聴かないように
何も無いじゃ足りそうもないと
嘯いて疾うに切ない話

凍りついて君大勝利
口説き文句なんてただゾンザイに
そんな時はやらないじゃないと
そりゃ損じゃない訳はないじゃない

取り繕うにも繕う布が
取り計らうにも計らう知恵が
鳴りを潜めれば鳴り出す胸が
窓を割ってどっか飛んでいきそうだ

辛い時に笑えるような
僕らに備わるイジワルに
立てる指をもう一つ加えたら

おじさんとサンタが横並び
5時半の空で絵筆遊び
振り向いても見る影などはない
そりゃそうだろ 今しか生きてない

呆気ない虫の埋葬に
運び込んだ兵隊のマイストーリー
パン一つじゃ足りそうもないと
毒づいて疾うに見えない魂

そんなこっちゃ言えないように

笑う顔に幸福が舞いそうに
タン一つ吐きそうになるウェイは
誰もいないか振り向いたかい
茶を濁そうにも濁らす術が
蓋をしようにも臭いの原因が
笑い飛ばそうにも笑える事が
窓を割ってぽっと飛び込んでこないかい

辛い時に泣けないような
僕らに備わるイジワルに
立てる指をもう一つ減らしたら

おじさんとサンタと舌を出し
9時半の空に雨を降らそう
擦り剥いても跡には残らない
そりゃそうだろ 今しか生きてない

今にも溶けそうなアイスクリームは
己の不遇に悲鳴を上げるの
聞こえぬ叫びは叫んでないと
同じなら 私は優しい人 知れず悲しい人

暗い夜に隠れた涙
他人には拭けない悲しみが
晴れた時にわかる人になれたなら

わかるフリなどはしないけど
わかろうとする人になれるように
悲しんだ分優しくなれる
そりゃそうだろ 今しか生きてない