
7月31日は「蓄音機の日」です。
1877年のこの日、トーマス・エジソンが蓄音機の特許を取得したことにちなんで制定されています。音を記録し、繰り返し聴くことができる技術の誕生は、音楽の楽しみ方を大きく変えました。
日本でも大正から昭和初期にかけて、蓄音機とレコードの普及によって、それまで舞台や人から人へ伝えられていた歌が全国へ広がっていきました。歌手の声が家庭に届く時代が始まり、やがて「流行歌」という文化が育っていきます。
今回は、日本でレコード歌手の草分けとして活躍した歌手たちの代表曲を紹介します。100年近い時を超えて残るメロディには、日本の音楽文化の原点ともいえる魅力があります。
1922年に発表された童謡で、野口雨情作詞、本居長世作曲による名曲です。佐藤千夜子による録音は1927年に行われ、レコードを通じて全国へ広まりました。
子どもから大人まで歌い継がれる童謡として、日本の家庭に音楽が広がるきっかけとなった一曲です。蓄音機時代の温かな記憶を感じさせます。
1929年、西條八十作詞、中山晋平作曲による楽曲です。日本初の映画主題歌・タイアップ曲としても知られ、25万枚以上の大ヒットとなりました。
都会の新しい文化や時代の変化を映した一曲で、昭和初期の東京の空気を今に伝えています。
1931年、高橋掬太郎作詞、古賀政男作曲による名曲です。古賀政男さんのデビュー作であり、藤山一郎さんの卓越した歌唱力によって大きな人気を集めました。
哀愁を帯びた旋律と美しい歌声は、後の歌謡曲にも大きな影響を与えました。「古賀メロディー」の出発点ともいえる一曲です。
1931年、島田芳文作詞、古賀政男作曲の作品です。明るく開放的なメロディで、昭和初期の人々に希望や楽しさを届けました。
重苦しい時代の中でも前を向く力を感じさせる楽曲で、長く愛唱される国民的な歌となりました。
1928年、西條八十作詞、中山晋平作曲によるエキゾチックな流行歌です。大正末期から昭和初期に広がったモダン文化を感じさせます。
異国風のメロディと軽快な雰囲気は、当時の人々に新鮮な驚きを与えました。レコード時代の幕開けを彩った一曲です。
蓄音機から始まった「音を残す文化」は、やがてラジオ、テレビ、インターネットへと受け継がれてきました。100年前の歌声に耳を傾けると、日本の音楽が歩んできた長い道のりを感じることができます。

真夏のピークに入った水曜リリースです。アイドルポップからロック、アニメ主題歌、エンタメ色の強い楽曲まで幅広く揃い、夏の気分を一気に切り替えるラインアップになりました。
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