歌:由紀さおり
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
なぜか あの日の空に 似ている気がして
風のなかに消えた背中を 思い出してた
いくつ春を越えたでしょう さよなら越えたでしょう
まぶたの奥で あなたは 手を振るだけなの
しあわせなんて つかめそうで つかめない 星のひかり
だけど不思議ね 追いかけて 追いかけて
わたしは今ここにいる
愛していたのと つぶやいてみても
返事はこないの 風が吹くだけ
ひだまりのような 優しいおもいで
胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ
若いふたりの夢など でこぼこだらけで
大きさだけを競いながら じゃれあっていたけど
わたし怖かったの 願いが叶うときは
はなればなれの道になると わかっていたから
こころを決めて 歩いてきた さびしさを知られぬように
夜のつめたさ せつなくて せつなくて
なんども頬をぬらした
涙のつづきを 生きていかなくちゃ
そう言い聞かせて 笑ってきたのよ
いのちをふるわせ ぬくもりに変えた
想い 想い 歌っていけたら
戻れはしないの でもそれでいいわ
出逢いたい明日が わたしにはある
ひだまりのような 優しいおもいで
胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ
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