歌:長保有紀
作詞:鈴木紀代
作曲:中村典正
富士は赤富士 太田の川に
船は浮きもの 流れもの
女ごころに 火をつけて
消しもしないで 行った男(ひと)
千に一つの 帰りを待てば
今日も遠州 遠州 遠州恋しぐれ
秋葉(あきば)神社の 火伏(ぶ)せの山に
咲いてせつない 女郎花(おみなえし)
恨みつらみは ないけれど
未練一つを 持て余す
バカは死ななきゃ なおりはしない
今日も遠州 遠州 遠州恋しぐれ
恋は女の 命だけれど
所詮男の ひまつぶし
耳をつんざく 噂風
髪を手櫛(てぐし)で かき上げる
小夜の中山 女がひとり
今日も遠州 遠州 遠州恋しぐれ
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