歌:槇原敬之
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
何も言葉を話さない君が
帰りの遅くなった僕を
変わらず嬉しそうに出迎えて
くれればくれるほど
私はあなたのためを思うのだから
感謝されてあたりまえと
思ったり言ったりしたことのある
自分を恥ずかしく思う
人間の形をして
生まれたからといって
人間らしく生きているなんて
限らないと今は思う
青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に
一つでもたくさん幸せだと
感じさせられる僕になれるだろうか
君は毎日目を覚ますたびに
見るもの聞くもの触れるもの
何もかも全部新しくて
それが本当に楽しそうで
僕らといえば何かを感じる為の
努力さえもしない上に
言葉の使い方まで間違って
退屈だなんて言っている
人間の形をして
生まれたからといって
人間らしく生きているなんて
限らないね 本当にね
青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に
一つでもたくさん幸せだと
感じさせられる僕になれるだろうか
でも一人でただ悩んでいても
何も始まらないから
おなかが空いて机の脚をかじる
君に何か食べるものを用意しよう
青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に
一つでもたくさん幸せだと
感じさせられる僕にならなくちゃ
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