車輪の唄/BUMP OF CHICKEN 歌詞

BUMP OF CHICKEN『車輪の唄』の歌詞ページです。2004年12月1日発売の9thシングルで、アルバム『ユグドラシル』収録曲のシングルエディットをトイズファクトリーからリリースしました。

「車輪の唄」歌詞

歌:BUMP OF CHICKEN

作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
僕等の体を運んでいく 明け方の駅へと

ペダルを漕ぐ僕の背中
寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり

線路沿いの上り坂で
「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声

町はとても静か過ぎて
「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした

同時に言葉を失くした 坂を上りきった時
迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗過ぎて

笑っただろう あの時 僕の後ろ側で
振り返る事が出来なかった 僕は泣いてたから

券売機で一番端の
一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない

その中でも一番安い
入場券を すぐに使うのに 大事にしまった

おととい買った 大きな鞄
改札に引っ掛けて通れずに 君は僕を見た

目は合わせないで頷いて
頑なに引っ掛かる 鞄の紐を 僕の手が外した

響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く
何万歩より距離のある一歩 踏み出して君は言う

「約束だよ 必ず いつの日かまた会おう」
応えられず 俯いたまま 僕は手を振ったよ

間違いじゃない あの時 君は…

線路沿いの下り坂を
風よりも早く飛ばしていく 君に追いつけと
錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
精一杯電車と並ぶけれど
ゆっくり離されてく

泣いてただろう あの時 ドアの向こう側で
顔見なくてもわかってたよ 声が震えてたから

約束だよ 必ず いつの日かまた会おう
離れていく 君に見えるように 大きく手を振ったよ

町は賑わいだしたけれど
世界中に一人だけみたいだなぁ と小さくこぼした

錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
残された僕を運んでいく
微かな温もり

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「車輪の唄」について

柔らかなアコースティックと切ないまなざしで、別れと旅立ちの瞬間を描くバラードです。2004年8月24日発売のアルバム『ユグドラシル』収録曲をリアレンジし、同年12月1日にシングルとして発表されました。静かな余韻が、前へ進む気持ちをやさしく支えます。


「車輪の唄」のトピックス

懐かしくて歌いたくなる名曲|1970〜2010年代から各2曲

秋の入口に合う10曲です。

1970年代から2010年代まで、長く親しまれてきた“懐かしくて歌いたくなる名曲”を各年代2曲ずつ選びました。通勤や家事のBGM、夜の散歩やカラオケのウォームアップにも心地よく寄り添い、落ち込んだ時の気分転換や受験・就活・部活の節目にもそっと背中を押してくれます。

大ヒット曲に限らず、メロディと言葉の余韻で秋の空気とよくなじむ曲を中心にまとめました。

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「BUMP OF CHICKEN」について

BUMP OF CHICKENは日本のロックバンド。1996年結成、2000年にメジャーデビュー。代表曲に『天体観測』『ray』があり、物語性の高い歌詞とメロディで幅広い支持を集めています。

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