歌:坂東玉三郎
作詞:Charles Aznavour・日本語詞:岩谷時子
作曲:Charles Aznavour
年月重ねて 額にも深く
しわが刻まれたふたり
子どもは巣立って 残されたものは
果てなくむなしい想い
もっと年とって 老いさらばえても
話ぐらいできるふたりで
明日がなくなれば思い出の糸を
たぐりよせながら暮らそう
ふたりの髪より白くおおわれた
きのうをたずねて行こう
してきた努力と引きかえに過去の
美しい愛に生きよう
ふたつの心がもし離れたら
ふたりとも後悔するよ
迎える月日の終りにないもの
それは「つづき」ということば
死ぬときが来たら 私は見つめる
いとしいおまえの顔を
まなざしの中に おまえは知るだろう
消えてゆく愛のときを
眼を閉じる前にできることならば
その手を探して言おう
さよならのように せめてもう一度
おまえにいいたい
ありがとう妻よ ジュテーム
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