歌：吉永小百合
作詞：藤田鶴之丞/補作詞:佐伯孝夫
作曲：吉田正
「エリカの花って知ってる……
薄紅の小さな小さな花よ……」
薄紅色の花姿
エリカが一輪咲きました
咲いてる高さはあなたの背丈け
それ故一そういとしいの
「思い切りこぶしの木をゆすったら、
あの人振り向くかしら……」
青みをおびた花こぶし
泣きたくなります白々(しろじろ)と
明日もきっとと指切りしても
たださえ淋しい別れ路
「カンナの花がひらきました……
乙女の燃えるまなざしのように……」
炎のようにひらく花
カンナは激しい恋ごころ
書いてるペン先もどかしくって
一ひらはさんだこの日記
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