作品A／荒木一郎 歌詞

歌：荒木一郎

作詞：荒木一郎　作曲：荒木一郎

もう誰もいない海の かたい岩の陰に
貝のなきがらを 並べつづけている
泣きながら去って行った 君の後姿
何か声かけて 引き取める手立ても
あっただろう

青い夕闇が
二人の世界に行き交えぬ
壁を造って行く
もう誰もいない海に 夜が訪れる
わずかな夕焼けは 燃えつきる間際の
愛の色さ

甘い生活が二人の世界に
偽りの夢を拡げていた
静かな闇の中で
今はお互いに何も考えず
空白の時間を 埋めるだけさ