歌:高田みづえ
作詞:松本隆
作曲:都倉俊一
日照りの坂道 夏ぜみの声
あなたの家まで自転車をこぐ
都会へ行ってたあなたを昨日
見たって友だち電話をくれた
帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ
君との愛を忘れてなけりゃ
窓に一房葡萄飾るよ
それがあの日のあなたの言葉
パープル・シャドウ 私の手首にくちびる寄せて
残した小さなうす青のしみ
パープル・シャドウ 季節は流れて
あざは消えても 心にしみてる紫の影
しみるわ紫の影 ああ 一房の葡萄
風舞う公園 あの日あなたが
蛇口に顔寄せ 飲んだ水飲み
想い出みたいに シャツを濡らして
あなたの真似して くちびるあてた
瞳とじろよ 何故? 何故でもいいさ
やさしい笑顔 もしうすれても
このくちづけは想い出せるよ
まぶた閉じてた あなたの言葉
パープル・シャドウ 垣根を曲って 二ツ目の家
自転車倒して 私は見てた
パープル・シャドウ 季節が早くて
青い葡萄が あなたの窓へと 風に揺れてた
窓へと風に揺れたわ ああ 一房の葡萄
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