歌:吉田拓郎
作詞:石原信一
作曲:吉田拓郎
夕凪の海はせつなくて
桟橋に灯りがともる
いつか見た外国船に
今日あたり
逢える気がして
懐かしいこの止まり木は
なにもかも変わらないねと
バーテンに
つぶやいたのは
俺だけの言いわけなのさ
移りゆくものに
疲れ果てたから
この波止場まで
抱かれに来た
ときに大声で
泣いてみたくなり
この波止場まで
抱かれに来た
ベイ・サイド・バー
待ち人は無く
ベイ・サイド・バー
待ち人は無し
古ぼけた皮張りの椅子
若い頃覚えているか
潮騒を昔のままに
しみじみと聴かせてくれよ
わずかだが友達もいて
船出する夢を語った
裏切りも嘘の破片も
俺たちは決してないよと
矢継ぎ早に去る
日々はまぶしくて
この波止場まで
抱かれに来た
沈む太陽が海に眠るよう
この波止場まで
抱かれに来た
ベイ・サイド・バー
待ち人は無く
ベイ・サイド・バー
待ち人は無し
ベイ・サイド・バー
待ち人は無く
ベイ・サイド・バー
待ち人は無し
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