歌:KAN
作詞:ASKA・KAN 作曲:ASKA・KAN
僕らは夢を見てた
習っただけのステップで 何も疑わずに
遥かな遠くを見てた 意味などわかんないまま
長く長く道は続いてた 気が遠くなった
ちょっと未来の話につきあってくれないか
たとえばこの地球がある日ぐるっと傾いた時に
ぼくは上手に君をつかまえてられるかな
そう考えるといろんなことが急に不安になるけど
僕らは走ってきた 休む間もないスピードで
それぞれの時代を越えてきた ふと足を止めた時に見えた
続くはずの道は途絶えてた ただ立ち尽くした
大きな太陽が空を沈んでいくような
微かな音を意識しながら
今できる限り両手で 君を囲い込んでも
確かな標もないまま どこへゆくのか 僕らは
水面に映り揺れる静かな月を見てる
消えそうな火のように震えるふたりを木々が笑う
日のひかりはいつまでも 土の匂いをまとうように
やがて黄金に光る朝
イチゴ畑でふたり かがんで手をつないだ
遠い記憶のすみに ぼんやりとそんな景色が見えた
科学は正しいと言う迷信の風邪ひいて
震える君を抱いたまま どっちへゆこうか
僕らは恋をしてた わかりあえたスタンスで
きっともっとずっと前から 確かに遠くを見てた
予定どおりに偶然に
ついに時は軸を失って 果たしてふたりここで出会えた
途絶えたはずの道は続いてた
僕らは夢を見てた
1987年にメジャーデビューした、ピアノを主軸としたポップスを追求し続けたシンガーソングライターです。ビリー・ジョエルを敬愛し、高度な音楽理論に裏打ちされた美しい旋律と、時にユーモラスで時に切ない歌詞世界で独自の地位を確立しました。2023年11月12日に惜しまれつつこの世を去りましたが、彼が遺した音楽は今なお色褪せることなく、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。
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