奴のシャツ/キリンジ 歌詞

キリンジの「奴のシャツ」歌詞ページ。
「奴のシャツ」は、作詞:堀込高樹、作曲:堀込高樹です。

「奴のシャツ」歌詞

歌:キリンジ

作詞:堀込高樹 作曲:堀込高樹

水曜日 継母の従兄弟を訪ねてみる
金曜日 姪が歯医者に行くので付き合う
「暇だね。」俺の顔になにか付いてるかい
覗き込んでニヤリと囁いた
「ボタンを掛け違えたまま大人になるのは嫌ね。」
ああ、聞いた風なことを言う娘だね

そうさ、遺産があればしばらくしのげる
今夜 あつらえた黒のスーツを下ろす
「どうにも深刻さが足りない、お前には。」
溜息をついて叔父は嘆いた
「ボタンを掛け違えたまま年をとるのは恥ずべきことだ。」
親父の通夜でからまれる

グラスの底に沈む顔と目が合えば
苦笑いで野郎はうそぶいた
「俺だけのシャツの着こなし。姿見の前を逃げ出し、
ボタンを掛け違えたまま年をとるのは切ない。」
ああ、知ったふうな事を言うね

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

キリンジの人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net