歌:水前寺清子
作詞:星野哲郎
作曲:安藤実親
小股に風を はらませながら
埃も立てずに 旅をゆく
うしろ姿は 浮世絵だけど
女一匹 炎の意気地
お酒に酔いたきゃ 呑めばいい
泣きたいときには 泣けばいい
泣けばいい
流れる雲も みだれる花も
きまぐれ浮世の 道しるべ
情に棹さし 絆に負けて
女一匹 やさしく熱く
好いたらとことん 惚れりゃいい
冷めたらさっさと 切れりゃいい
切れりゃいい
母にはなれぬ 男はみんな
女房に母親 させたがる
惚れた弱身で 苦労を背負い
女一匹 花なら椿
吹雪の白にも 染まらずに
紅・燃える その姿 その姿
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