歌：犬神サーカス団
作詞：犬神明
作曲：犬神明
屍が腐って削ぎおちた腕を
野良犬がくわえて町を駆け回る
犬小屋にたまった体の部分が
互いに結びつき生命が宿る
新たな生き物
神はいつも気まぐれに
世に奇跡をもたらす
ほんの僅か ひとときの
たわむれよ
そして時代は変わる
やがて成長した巨大な生き物
小屋から抜け出して人々を襲う
バラバラに千切れたヒトの肉片を
果てしなく取り込み増殖を重ねる
惨劇の夜
神はいつも気まぐれに
悪い夢を見せつける
ほんの僅か ひとときの
たわむれよ
そして時代が終わる
人間たちの滅んだ地球の上には
見たこともない恐ろしい支配者
華やかな歴史が幕を降ろすとき
大量の命が地面に流れる
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