歌:長谷川きよし
作詞:寺井玲子
作曲:長谷川きよし
古坂を荷車ひいて
男が一人 登って行くよ
もう少しで 坂を登りつめて
向うへ 下りて行く
もう 見えなくなった
荷車のあとを 風だけ吹いて
追いかけて行く
あの峠の向うは
瀬戸の蒼い海か 讃岐の山か
いつも見てる あの女の子は
向うへ行きたいのだろう
古坂は 風だけ吹いて
地蔵も寒いと 泣いているだろう
あなたは 向うへ下りて行く
わたしは こちらを下りて行く
古坂を下りて行く
外食餅(ういろうもち)売りが長い売り声を
休めて 汗をふき
海を見てみようと 腰をおろした
樹陰(こかげ)の小さな岩場
スニーカーの女の子
六百年の樹陰だ
粋に別れた あいつと別れた
もう馴れっこの わたしが
粋に別れた
笑って別れた 娘と別れた
野良仕事に行く父親が
笑って別れた
仕方がないと 小町と別れた
粋な旅役者が 仕方がないと
別れていった
だまって別れた 姉さんと別れた
解散した子分どもが
だまって別れた
泣き泣き別れた お父と別れた
身売りの娘が
泣き泣き別れた
秋風の吹きはじめた
古坂を みんなそれぞれ
別れていった
からすが一羽 枝にいた
すずめも 二、三羽 枝にいた
古坂の古松に
ひからびた蛙も枝にいた
古坂なんて どこにもない峠
そのくせ みんなが知ってる峠
だってね みんなそれぞれ
あなたの中の
古坂を 越えて行くのさ
MORECHAU feat. edhiii boi, Janet真夢叶(ぺろぺろきゃんでー), JIMMY(PSYCHIC FEVER)
ダル着にサンダルでも盛れちゃうソロでもチームでもハ...
歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。
Copyright (c) 2006-2024 J-Lyric.net