歌:井上望
作詞:千家和也
作曲:穂口雄右
ひと足違いであなたが帰ったあとよ
書きなぐりの字を伝言板に残して
不気味に明るい夜明けの駅前
きんもくせいの花に暗い雨が降りかかる
踏むたび私の影が悲鳴をあげる
好きだから
泣いて泣いて涙も枯れたふりをして
あなたにさよならをしようと決めた
いつかは別れの日が来る予感がしてた
そして悪者に私がなる気でいたの
車が邪険にかたわら追い越す
きんもくせいの花の匂いに送られながら
うつむき加減に道を泣き泣き歩く
好きだから
泣いて泣いて涙も枯れたふりをして
好きだから
恋に恋に疲れたようなふりをして
あなたにさよならをしようと決めた
どうやら本降り
この雨しばらくやまない
あなたもおそらく
涙をこぼしてるのね
好きだから
泣いて泣いて涙も枯れたふりをして
好きだから
恋に恋に疲れたようなふりをして
あなたにさよならをしようと決めた
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