歌:岡崎律子
作詞:岡崎律子
作曲:岡崎律子
ちらちらと 白い雪が
レンガの路に降る
落ちては ほら
溶けて消えるよ
息で曇るガラスに
指先で引く 遠い空
ひとり見上げている
4月の遅い雪に
春の気配も じらされて
ため息がひとつ
楽しいばかりじゃないよ
時には そう 自分が
とてもとても小さく思える
ねぇ 誰もそうだよ
涙や いたみ
それぞれの胸 うけとめて
迷っている
ひらひらと 舞う花びら
白い雪と踊る にぎわう街
今日から春のフェスタ
もうすぐだよ 出ておいでよ
うつむいていないで
寒くないよ 春はすぐそこ
歩道の脇の花壇 咲きかけた花
あたたかな陽射し 待ちぼうけね
行き交う人の笑顔 しあわせの数
私だけ さみしいのはなぜ
つらくなることもあるね
だけどそんな時にも
微笑むこと 忘れちゃいけない
そうよ 思い出してね
誰にもきっと 味方がいるの
あなただけ 見ていてくれる
知っていたよ ずっと見てたよ
涙かくす場面も いつも大変さ
生きてくってことは
寒い夜も 遠い道も
なげださずにきたね
時はめぐる 春はすぐそこ
ちらちらと 白い雪が
レンガの路に降る
落ちては ほら
溶けて消えるよ
出ておいでよ 寒くないよ
4月はじめの雪
もう春だよ 冬にさよなら
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