歌:五つの赤い風船
作詞:西岡たかし
作曲:西岡たかし
子供の頃の思い出は
つまらない事ばかり
手をつないで駈けた公園は
誰もいない夕暮れ
それはとても美しい
少し悲しいけれど
だけど思い出すたびに
ムネがはりさけるみたいで
幾度もクサリを
ふり切って走る犬の事や
ガール・フレンドを見た
父の日や涙の流した母の顔
兄とふざけた毎日
妹とかよう小学校
それはとても美しい事ばかり
ボクの手に今はないけれど
幼なじみと話しても
何一つ伝えられない
彼は一人話しつづけた
ローンの事や妹の事
あいづちだけを打っていた
そんな自分を見た時
とてもオソロシイものがせまって
泪が止まらなかった
時計の針がキザムのは
終りをつげる時間ばかり
心の中にひびくしらべは
愛の歌でありたい
しかたなく時は流れ
しかたなく季節はめぐる
枯葉は舞い落ち
水は流れにまかせ
私は落ち葉をふむ
止まったままの夕暮れに
うれしさやかなしさまでが
うろこ雲の様にもォ
どれだけ云える形はない
時計の針がキザムのは
終りをつげる時間ばかり
心の中にひびくしらべは
愛の歌でありたい
時計の針がキザムのは
終りをつげる時間ばかり
心の中にひびくしらべは
愛の歌でありたい
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