歌:児島未散
作詞:風堂 美起
作曲:崎谷健次郎
あなたらしくないわね 妙に優しくて
服を買ってくれたり 花をくれたり
ケンカにさえならない 小さな微笑み
嵐の前の静けさみたい
何かが 変わりはじめた予感
秋と冬のその隙間で 乾いた風が胸をさす
さりげない ありふれた 毎日でよかったのに
しおらしくするその態度 不安に思うじゃない
何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた
妙に優しくするなんて あやしく思うじゃない
手のひらで遊ばせるほど 大人じゃない
あの留守番電話の メッセージは誰
はじめての冬が今 ふたりに届いた
むきになる唇が苦しい
雪がどしゃぶりの雨に変わる グラスが砕ける
終わりのない愛はない 知ってるつもり
合鍵をにぎりしめ ベッドに顔をうずめる
ねぇ お願い黙らないで 何か言ってほしいの
何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた
妙に優しかったあの日 よけい愛しくさせる
合鍵を返すわね あなた帰らないうちに
部屋をかたずけてあげるね 想い出を消すように
何気ない ありふれた 毎日でわかり合えた
ふたりにとってこの恋は 乗り継ぎ駅のホーム
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