歌:いしのだなつよ
作詞:正岡 謙一郎
作曲:馬場 一嘉
昨日 黄昏に 一人登ってみてた
街も人も ただ オレンジ色の夢
一羽だけ飛ぶカラス 夕日に引いた影絵
消えてゆくほどに それだけがリアルで
声にならない 伝わらない
切なさも からっぽ
鏡に写った知らない僕 唇から紡ぐ言葉
こぼれ落ちる砂になる 枯れてしまったひまわり
もどかしくて そう 怖くなって
ただ 夕日の隅うずくまる
突き抜ける力 僕にください
風に乗って届く 誰かの歌が
行き交う人たち とけてうすあかり
闇だけが 光のありか伝えるはず
傷ついたときも 傷つけたときも
見えない星も ぬくもりの跡さえ安っぽい
夢は 叶えば 終わりですか?
唇から遊ぶメロディー 街に消える風になる
君の頬をかすめてく
届かなくて そう もどかしくて
ただ 積もるだけの砂時計
歌わない僕は 誰なんだろう?
大好きな人も夢も 今は色あせてる壁の絵
眺めてる僕が 唇で
黒く塗りつぶしてしまえば罪ですか?
唇から遊ぶメロディー 街に消える風になる
君の頬をかすめてく
唇から紡ぐ言葉 こぼれ落ちる砂になる
それでも僕は行くよ 僕だから
歌えない歌 この手に抱えて
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