歌:安岡優
作詞:覚和歌子
作曲:千住明
ほほえみのまぶしさは がまんづよさのあかし
石ころのような言葉の 泣きたいほどの温もり
ふるさとはここだと 消せない叫びに似せて
過ぎる時に負けずに この歌をおくらせて
さかみちをのぼって あのくもをつかもう
あおいきてきのおと ゆれるちいさなはな
うみのひかりつれて すべってくるかもめ
さかみちをのぼって あのくもをつかもう
はるかな旅に出て 光となったひとへ
たゆまずに生きていくと しずかな誓いを立てる
ふるさとはここだと しみる思いをかかえて
大切な誰かにそっと この歌を手渡して
さかみちをのぼって かぜのおか ひだまり
せのたかいいちょうが まわすかげにすわろう
ひととうたとゆめと あつめてはむすぶよ
さかみちをのぼって かぜのおか ひだまり
今日といういちにちを 守り続ける先で
まあたらしい町は なつかしい町になる
ふるさとはここだけ ほかのどこでもないから
時代が遠く去っても この歌を思い出して
さかみちをのぼって だきしめるあおぞら
ふりむいてきくのは おわらないなみのうた
なみだのぬくもりは たいようのほほえみ
さかみちをのぼって だきしめるあおぞら
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