歌:TRIPLANE
作詞:江畑兵衛
作曲:江畑兵衛
あっさりと泡のように消えて
天晴れな程に 全部 跡形も何もない
写真や これといった思い出さえ
胸の隅っこがまだ痛むだけ
のっぺりとまた普段通りの夜が来て
君の影が揺れるはずもないのに ごめんよ
まっさらでいられない僕は
あの日の燃えカスを灯そうとしている
特別な意味なんて無いままで良かった
時の流れに 歳老いた僕らを
「詐欺だ」とか言って笑い合いたかった
アイラブユー
ちっぽけな予定調和の響き
躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して
アイラブユー
もう 二度と言う事なんてないから
鍵を掛けてしまうように呟いた
ぼんやりと眺めるみたいに
君の眼をじっと見ていた
世界中をどれだけ探し回れば
そんな美しいものに出逢えるんだろう
傷付けば 世の中を受け入れながら
懸命にちゃっかり幸せを生きて居てよ
アイラブユー
滑稽な程に伝え合って
未来なんてものまで誓い合ったりして
アイラブユー
ごっそりと行間を持ち去って行く
不慣れでベタな響きに救われてた
今世紀最大の恋だったなんて
そんな肩書きじゃ足りないくらいに
今更何をどうしたいのか
この頭じゃ答えなど
叩き出せるはずもないけど
叫んでみるよ
アイラブユー
ちっぽけな予定調和の響き
躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して
アイラブユー
もう二度と言う事なんてないから
鍵を掛けてしまうように呟いた
もう 誰かを 新しい言葉で
守れるようにならなくちゃな
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