作詞:宝野アリカ
作曲:片倉 三起也
廃屋の庭の隅に
病める薔薇の 一株
匂いの亡霊たちが
過ぎし日々を 呼び覚ます
あの人の洩らす言葉
ひとつひとつに 胸を染め
汚れ知らぬ 少女のように
すべてを信じた
やがて死すべき その葉陰
恋の亡骸も埋もれて
なべて 土の中
いまそっと指に触れる
病みしもなお 赤き棘
わが憂い痛ましむ
気高き最後の抗い
忘れ去られし女にも
鮮らかに夢は 訪う
滲む血の如く
やがて朽ちゆく その葉陰
面影だけが仄揺れて
なべて 闇の中
いつまでも胸の奥に
病める薔薇の 一片
匂いの亡霊たちが
思い出を抱いて薫る
甘く甘く
哀しみを
彩るため
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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