作詞:宝野アリカ
作曲:片倉三起也
もしも掌に
ひとつだけ花の
根を植えることが
できるとしたなら
いまのわたしは
ひっそりと蒼く
首をもたげる
菫を選ぶ
枯れ果てた涙の
一滴で開くような
かつてのわたしは
身に余るほどの
真紅の薔薇や蘭で
飾りたてて
この手にできぬ
ものなどないと
ただひたすらに
夢追っていた
すぐそばに佇む
愛にさえ気づかずに
風と共に逝き去りし
青く美しい春よ
さあここに巡れ
もう一度だけ
掴まえた重みが
重なる朽花でも
白い骨透ける腕に
流れ昇る温かな
菫色の血よ
あとひと春を
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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