歌:秋川雅史
作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
つかみかけた 熱い腕を
ふりほどいて君は出てゆく
わずかに震える 白いガウンに
君の年老いた 悲しみを見た
リングに向かう 長い廊下で
何故だか急に 君は立止まり
ふりむきざまに 俺にこぶしを見せて
寂しそうに笑った
やがてリングと 拍手の渦が
ひとりの男を のみこんで行った
立ち上がれ もう一度その足で
立ち上がれ 命の炎燃やせ
君はついに 立ち上がった
血に染まった 赤いマットに
わずかに開いた 君の両目に
光る涙が 何かを語った
獣のように 挑戦者は
おそいかかる 若い力で
やがて君は 静かに倒れて落ちた
疲れて眠るように
わずかばかりの 意識の中で
君は何を 考えたのか
立たないで もうそれで充分だ
おお神よ 彼を救いたまえ
ロッカールームの ベンチで君は
切れたくちびるで そっとつぶやいた
帰れるんだ これでただの男に
帰れるんだ これで帰れるんだ
ライラライ ラライ……
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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