歌:霜月はるか
作詞:青木香苗
作曲:中河健
うつむいたまま 歩き続けた
港へ続く小径
一羽はぐれた 小鳥のように
何も言えずに
次の朝には 旅立つ君に
初めて書いた手紙
渡しそびれて まるめて捨てた
気づかれないように
つぐみ鳴く春を 陽炎揺れる夏を
いつも何かを探して 君とふたり
いつかもう一度 歩いてみよう
あの日と同じ道を
約束してよ それだけ言って
そっとドアを閉めた
星が輝いてた
枯葉舞う秋を 風花光る冬を
ずっと遠くを見つめて 君とふたり
部屋の明かりを 消してそのまま
何もできずに ひとり
小さな頃を 思い出してた
風のように過ぎた 二度とこない日々を
君の笑う声を
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