歌:ほたる日和
作詞:早川厚史
作曲:早川厚史
麗らかな陽の光 零るる 今日は君へと お別れを言う日
傍にいる君は何も知らない これから起こる事柄について
いつもと変わらぬ調子の会話は滞りなく
君は未来を語り 僕はそれを聞いてる
水色をした淡き空の真下 後ろめたい心を隠して
最後のその時までは明るい顔でいよう
普段通りを演じていよう 最後の時までは
出来るだけ傷つけないような 言葉を選び 君に伝えよう
そんなことをしたところで 意味など無いと 理解ってはいるけど
少しでも罪悪感から 逃れたいだけなんだろう
偽善にも似た思考に嫌気が差してくるよ
自分の脆さ それゆえ躊躇して 寸でのとこで切り出せずにいる
君の笑顔を見ていると胸が苦しいから
固い決心までぐらつき 揺れはためいてしまう
そういえば 今日の君はよく喋ってるね
もしかして沈黙を嫌っているのかな
水色をした淡き空の真下 僕たちはさよならをするの
涙で滲まぬような笑顔の別れを
どうやらふたりは出来そうにないけど
水色の空の彼方 君が望む明日 僕はその場所にはいないね
未来の君と僕は別の世界を生きる 二度と交わることはない
本当のさよなら
麗やかな 淡き空の下で
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