歌:ほたる日和
作詞:早川厚史
作曲:早川厚史
音楽が流れ始めた こめかみの辺りから
寄り添うように二人を満たしていく
潮風と君の黒髪 戯れるラプソディー
貝殻を集め誇らしげな顔 静かにシャッターを切る
飛沫を上げて高く昇って 気持ち重ね合うストーリー
宙の鏡に映るシルエット 季節は二人に嫉妬する
僕ら イルカみたいに波に遊んで 太陽とキスをしたんだ
鮮やかなほど 胸が苦しくなる 夏も終わる
潮騒の中つかまえた 君だけを見つめているよ
棘のある言葉で 汚して争いもするけれど
時にそれもいいさ遠回りでいい 探そう 本当の絆
堅く触れ合う指と指が決して離れないように
水平線の彼方までそっと 小さな祈りを投げかけた
深い海の底から洞窟を抜けて 楽園の光の中へ
熱い素肌に忍び寄ってくる気配 夏の終わり
時の静寂に響く音 旋律は時間を越えて
二人 イルカになって波に遊んで 眩しさに瞳を閉じる
青い渚に 焼けた想いを刻もう
僕は今この時を 今だけの笑顔を 心へと焼き付けていく
いつまでもずっとこんな日が続けばいい そう願っている
潮騒の中 抱きしめた
君だけを見つめているよ
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