海はセメント/People In The Box 歌詞

People In The Boxの「海はセメント」歌詞ページ。
「海はセメント」は、作詞:波多野裕文、作曲:People In The Boxです。

「海はセメント」歌詞

歌:People In The Box

作詞:波多野裕文 作曲:People In The Box

もうわずかだ 与えられた残り時間は
いつもより 殊更にいつもどおりでいるのさ
森のようで 都市のようで それは滲んだ広告
靄を見下ろして 口を潤して 興奮が沈まるまで

さよなら 水に浮かべたトルソ 平気でいよう
カーテンの向こう 青く瞬く新宿
さよなら 水を憂かべたトルソ 平気でいよう
無闇やたらとあいさずにいてね この不確かさを

石油ストーブの懐かしい匂いがしている
災いがなんとなくやって来て去るのを
翼ふるわせクククと笑うサモトラケのニケ
そこに座って霞の先へ弓を引いたまま やれやれ

さよなら 水に浮かべたトルソ 平気でいよう
カーテンの向こう 青く瞬く新宿
さよなら 水を憂かべたトルソ 平気でいよう
無闇やたらとあいさずにいてね 今という時間を

醒めてはじめてそれがまぼろしと知るのさ
ああこれが去年ならもうとっくに取り乱してた
さよなら 水に浮かべたトルソ
海は今日も明日もセメントの色

耳に手をあてて
雨を澄ませ
静けさに満ちた
この世界で
耳に手をあてて
雨を澄ませ

静けさに満ちたこの世界で

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