歌:沖田真早美
作詞:山本陣
作曲:桧原さとし
雨がポツリと 湯舟に落ちて
丸い泡(あぶく)が また一つ
指を当てたら 弾けて消えた
まるで私を 責めるよな
肩に冷たい 雨が降る
湯の街しぐれ
熱い湯舟に この躰(み)を沈め
あなた恋しと 爪を噛み
濡れた黒髪 手櫛で梳(す)けば
弱い女に ブイの灯が
泣けとばかりに 揺れていた
湯の街しぐれ
赤い紅葉(もみじ)が 湯舟に落ちて
クルリクルリと 湯気の中
舞えば貴方の 面影揺れて
遠いあの日の 幸せが
浮いて沈んで また浮かぶ
湯の街しぐれ
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