歌:vistlip
作詞:智
作曲:yuh
地図から消された何処かの街の様に、鬼の居ないかくれんぼをしながら。
二人が思う通りに創る、遅れ取った文明を始めよう。
ポツンと立てた古びた看板で警告しとく。
此処から先は立入禁止ですとあからさまに。
心地好くて縋ってしまう秘密基地と呼んだ廃墟。
僕らだけが持つ通行許可証。
この出口をくぐらなきゃ辛い思いもしなくていい。
涙を飲んで焼けた喉が痛い。
地図には載らないこの街を囲んだ、高く冷たい壁が僕ら包むよ。
引き換えに世界を差し出して、二人分の自由を手に入れた。
覚えてるかな。
屋根の無い空間で見た空を。
何時の間にか興味を削がれたあの星を。
心地好くて縋ってしまう秘密基地と呼んだ廃墟。
寒いからって二人くっつき過ぎて。
あんまり喋らない君が初めて主張した時に、返す言葉も無く惨めだった。
「ねぇ、十分休憩出来たんじゃない?」
どうしてそんな事を云うの?
背後を壁で守る僕たちは、前に行くしかない。
地図から消された何処かの街の様に、僕らはまだ諦めてないのかな。
焼けた喉に染み込んだ涙の味は、昔と違う。
「空が見たい。」
君が悲しそうに見上げる屋根に灯すボヤけたプラネタリウム。
「空が見たい。」
そうか、そういう事なんだね。
「僕も見たい。」
この殻の向こう側。
MORECHAU feat. edhiii boi, Janet真夢叶(ぺろぺろきゃんでー), JIMMY(PSYCHIC FEVER)
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