歌:市丸
作詞:藤田 まさと
作曲:阿部 武雄
好いた女房に三下り半を
投げて長脇差 永の旅
怨むまいぞえ俺らの事は
またの浮世で 逢うまでは
小うた 涙かくして送りだす 二階座敷で見
ていたら ひと足ずつに遠くなる えゝも
懊れったい曲り角 それそれ そうじゃいな
惚れていながら 惚れない素振り
それがやくざの恋とやら
二度と添うまい街道がらす
阿呆阿呆で 旅ぐらし
泣いてなるかと心に誓や
誓う矢先に またホロリ
馬鹿を承知の俺等の胸を
何故に泣かすか 今朝の風
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