歌:リツカ
作詞:doriko
作曲:doriko
揺れる鼓動凪ぐ蒼き底
抱かれ眠れるは篭の鳥
きっと誰よりも幸せで
暗い窓の外も 憧れで織り上げる
見つめる恋に 篭は鍵をかける
傷つける嘘ばかり それが全てと
窓越しの君 それでも変わらずに
追いかけて 追いかけて
怖くなかった
水の底から 駆けだすは恋
あなたのもとへ 行きたいと願う
この足がもし 動くのなら
ただ一度だけでも 迷いなく傍を歩み
遠い場所を見つめるほどに
どこか悲しげな声がした
そっと鍵が外されたこと
ただ喜ぶ恋は 優しさに慣れ過ぎで
痛む足さえ忘れてしまうほど
初めての冷たさを 夢中で駆けた
星を頼りにあなたの笑顔だけ
追いかけて 追いかけて
怖くなかった...?
篭の中から 駆けだすは恋
残されるのは 置き去りの一人
愛した分の 篭は重すぎて
守れなかった 痛いほどに不器用で
届かない 届かない
どれほどに無くしても
消えていく 手を伸ばし
届きかけた指先
そんな世界に生きてる
誰も救えぬ夢だけ残し
蒼い鼓動に足跡は消える
分からなかった 誰に守られて
分からないまま 何もかも捨てた
届かなかった 優しさは今も
開けてしまった帰らぬ篭を見つめてる
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