歌:Moran
作詞:hitomi
作曲:Velo
嫌気の差す程 未来を奪う癖
手錠の鍵はどこかへ隠されたまま
それならいっそ全てを閉ざして欲しい
歩かない時は 引きずればいい
芝居を打つ手は無意味で
張り上げた声にも恐れない
消えては付くあざも 消えない傷にも
この胸の中までは汚させない
錆びた鉄格子と無限の空
真似事の笑みと寡黙の夕べに
試されているのだと言い聞かせ
冷めた食事を口にする
強がる背中に悲愁は滲み出し
拒んだ花がまた部屋の隅に増える
そうして心が少しだけ痛めば
まだ人並みと思えるから
押さえつける腕は無力で
怒鳴り散らす声も届かない
いくつもの謝罪も 戻らない時間も
この胸の中までは揺るがせない
褪せた肖像画と不変の空
響く銃声と宙に舞う羽に
生かされているのだと言い聞かせ
冷めたスープも血と変える
錆びた鉄格子と無限の空
物憂げな笑みと寡黙な夕べに
愚かで弱い愛が見えなければ
食することも絶てるのに
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