歌:ロベルト・杉浦
作詞:大野方栄
作曲:小野敏郎
寂しげに手酌する男の背中に
他人の空似でもどきりとするの
あの人はどこでどう暮らしてるの ああ一人酒
お店を変えずに働いてるの
ここできっと ここできっと も一度会える
操立て待つ身には夜は長い
東京恋情け
理由ありの女だと お客は言うけど
所詮は他人事 冷やかしの種
純情があだになる 浮世のせい ああ口惜しい
顔では笑って 心で泣いてる
ものいえば 愚痴になり 女がすたる
気がつけば二年目の冬が来てた
東京恋情け
ひと花もふた花も咲かせてみせると
世間に啖呵切った男の見栄に
惚れちゃえばそんなことどうでもいい ああじれったい
飲んでも酔えない人恋しさに
私だって 私だって 生身の女
薄情なあの人を当てにしてる
東京恋情け
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