作詞:THE PINBALLS
作曲:THE PINBALLS
錆びついた屋根と 鉛の肌
風見鶏はいつでも思っていた
泣いてる僕の好きな君 あなたを笑わせられるのなら
くるくる回って おどけてみせよう
このトサカ おかしな形でしょう
本当に空が飛べたなら
あなたをのせて飛んでいけるのに
笑いの国へ行こう
お嬢さん
あなたが そばにいてくれたら
つばさを広げ また宙がえり
笑いの絶えぬ国のように
回りつづける 彼の錆びた足を
北風はからかいつづけてた
ぐらぐらとにぶい音をたてて ある日
とうとう逆さに落ちたのさ
それからいく日 いくとせがすぎ
風見鶏はいつでも思っていた
泥の中 ちぎれた羽根をみて
あなたをのせて飛んでいけたなら
笑いの国へ行こう
お嬢さん
あなたが そばにいてくれたら
つばさを広げ また宙がえり
笑いの絶えぬ国のように
泣き虫でも休むひまはない
お庭をきれいにかたづけましょう
ある日彼女が見つけたのが
風見鶏の古ぼけた羽根だった
もう少しで涙が出そうなとき
彼女は羽根を手でにぎりしめ
思いついたのさ 声をあげて
素敵な髪飾りになるはずと
あの娘が髪飾りつけて 坂道を駆けるとき
背中に羽根が見えるようだと 人々は笑いあっていた
笑いの国へ行こう
どこまでも
あなたが そばにいてくれたら
つばさを広げ また宙がえり
笑いの絶えぬ国のように
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