歌:パスピエ
作詞:大胡田なつき
作曲:成田ハネダ
思いどおりではないけど進んではいるかな
砂を掻いては泳ぐような速さで
はじめましての今日に辿り着くまでは
焦れた日差しもただ素肌に残して
何度も何度も確かめながら
ああ、等しく偏るこの世界で
回り続けるメタフィクション
ああ、言葉ひとつ返せやしないけれど
こぼれた手を繋いでひとごとだった
限りないと思ってもすぐ底が見えた
渇いた喉に昨日が張り付いたまま
朝が来ない夜なら迎えに行くから
行ったり来たりをいつか愛せるように
何度も何度も問いかけながら
ああ、等しく偏るこの世界で
まっすぐ歩いて行けるかな
ああ、言葉ひとつでは片付けられない
胸騒ぎが止まない自分を恨んだ
ああ、孤独と自由の紙一重が
代わるがわる顔を見せて
ああ、等しく偏るこの世界で
回り続けるメタフィクション
ああ、言葉ひとつ返せやしないけれど
こぼれた手を繋いで
ひとごとだった
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