作詞:秋元康
作曲:RYO
それは 真っ青に
よく晴れた午後で
悲しみの微塵もない
5月だった
血相を変えて
教師が伝える
報(しら)せには
聞きなれない
不吉な言葉
窓の外 糸の切れた
風船がふわふわと浮かびながら
天へ続く
空を迷う
彼女が鳥になった日
誰かが泣き出し
現実 引き戻されて
心が震えた
彼女が鳥になった日
何かの間違い
私はただ首を振り
否定のレクイエム
あれから 時は
3年も流れ
この世にはいない友を
受け入れられた
彼女は きっと
自由を選んで
羽根広げ
海を渡る
夢の彼方
運命は風のように
しあわせとふしあわせ
一緒に運ぶ
神の道と
教えられた
彼女が遺(のこ)したものは
命の尊さ
生きてるこの瞬間を
大事にすること
彼女が遺(のこ)したものは
心の在り方
時々 空を見上げて
涙のレクイエム
彼女が鳥になった日
何かの間違い
私はただ首を振り
否定のレクイエム
彼女が遺(のこ)したものは
命の尊さ
生きてるこの瞬間を
大事にすること
彼女が遺(のこ)したものは
明日の青空
死んだらダメということ
否定のレクイエム
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