作詞：鈴之助
作曲：金田一郎
摩訶(まか)不思議な旅
野巫(やぶ)渡りに舟
是(これ)見よがしにも(置いてきぼりだね)
掻き入れ時でも(衣体が知れない)
哀れ者 上げ足を取る(気ままにあられもなく)
虻蜂採らず 忌々しいけれど 丑三時に現を抜かし
(うさん臭い 如何わしい 如何わしいけど 在り来たりだね)ばれたら御免
自惚れこぼれ えげつもないね
(上前はねて 海千山千)
羨ましいよ横着者には おいそれやれそれ
美味しい御馳走
夢さめやぬ今(肩身が狭いね)
気は心と言う(決まりが悪いよ)
くだらない きぬぎぬわかれ(みんなに言いふらそう)
ぐうたら兄貴 がらくた姉ちゃん かまとと担ぎ万事が休す
(くったら親父 がらくた母ちゃん 下駄を預けて)くろうとはだし
御託を並べて ごまかさないで
(こけんにかかる こけおどかしさ)
是見よがし地団駄踏んで どこかの差金
そつない御馳走
駄目もとでは駄目(つじつま合わない)
花咲く前でも(はなむけすませて)
未熟者 瓢箪鯰(眉唾ほほ染めてる)
是(これ)見よがしにも(置いてきぼりだね)
掻き入れ時でも(衣体が知れない)
哀れ者 上げ足を取る(気ままにあられもなく)
夢さめやぬ今(肩身が狭いね)
気は心と言う(決まりが悪いよ)
くだらない きぬぎぬわかれ(みんなに言いふらそう)
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