歌:渡辺美優紀
作詞:秋元康
作曲:福田貴訓
季節外れの真冬の海
誘ってくれたのに
あなたは何(なん)にも言わずに
砂浜を歩くだけ
波打ち際を少し後から
私は拗ねながら
背中にあっかんベーってしたら
かもめたちが笑った
夕暮れが近づいて
肌寒くなった頃に
自分のジャケット脱いで
私にそっと掛けてくれたけれど…
やさしくするよりキスをして
大好きなのに肩すかしね
いい人でいるよりキスをして
期待してるのよ
がっかりさせないで
今日はママに遅くなるって
耳打ちしていたのに
私の門限を気にして
防波堤へと向かう
麦の穂が揺れるように
きらきら輝く海
ロマンティック最高潮で
助手席のドアさっと開けちゃうなんて…
やさしいだけでは始まらない
女の子に恥をかかすの?
時には突然 どっきりさせて
夢を見たいだけ
このままじゃ帰らない
そう恋はいつだって
シナリオがあるでしょう?
大事にしてくれるだけじゃ
こんな遠くに来た意味がないんじゃない?
やさしくするよりキスをして
大好きなのに肩すかしね
いい人でいるよりキスをして
あなたがじれったい
私を釣らないで
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