作詞:福山匠
作曲:児玉一真
履き違えた靴が懐かしいよ
痛みはもうただの思い出になった
寒空似合う駅前の街路樹に
捨ててしまった温もりが舞い散った
見上げた軒下 見慣れた姿が
巡る季節に意味を付け足す声で鳴く
おいで おかえり
僕はずっと見てきた
君がここで自分だけで作り上げた居場所を
前を向くこと 長い航海の果て
そっと優しい風が吹いた
温かくて丈夫な羽がある
迷ってるなら僕に任せて欲しい
腹ごしらえ済ませたらさぁ行こう
飛び方忘れたとしても行こう
僕等だけにしか言えない言葉が
時には誰かの胸を強く打つんだよ
おいで おかえり
君は優しいから
出会った日も別れた日もさよならとは言わない
前を向くこと 長い後悔の果て
そっと綺麗な羽が舞った
夢にはぐれて
たくさんケガをして
否が応でも選んだ人生
今だからこそ守れる人がいる
掛け替えのない事に気付けるからこそ
涙堪えて諦めた勇気が光る度に
臆病だと後ろ指差されても
ツバメ 僕にも居場所があるんだよ
ずっと迷ってきたから
きっとこれが最後の決意
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