歌:NGT48
作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎
どこかで鳴いてるひぐらしは
何かの秘密を知っている
沈む夕陽に隠れて
君はどこにいる?
古い石段駆け上がって
僕は一人探していた
ここにいると聞いた場所は
薄暗い杜(もり)
君の名前呼んでみても
緑の木々 揺れるだけで
まとわりつく湿った風
汗が溢(あふ)れる
それは恋と呼べるほど
確かなものなんてないけど
この胸の切なさを
君にそう 伝えたかった
今すぐ会いたい人がいる
諦めたくない時がある
道に迷っているなら
見つけてあげたい
どこかで鳴いてるひぐらしは
誰かの想いを知っている
やがて辺りは 暗くなり
僕を急がせる
夏の祭りの提灯が
社(やしろ)近く息を潜める
空の端に煌(きらめ)くのは
一番星か
誰もいない坂の道は
先が見えず 不安になるよ
点き始めた街灯りが
教えてくれる
それは淡く消えそうな
君への愛しさだったけど
探してるそのうちに
本物と気づいてしまった
もし今会えたら言えるだろう
自分の気持ちのそのすべて
道に迷っていたのは
君ではなかった
どこかで鳴いてるひぐらしは
このまま帰っちゃいけないと
僕を引き止めてるのか?
君はどこにいる?
今すぐ会いたい人がいる
諦めたくない時がある
道に迷っているなら
見つけてあげたい
どこかで鳴いてるひぐらしは
誰かの想いを知っている
やがて辺りは 暗くなり
僕を急がせる
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