「Lilac」歌詞
歌：QoN
作詞：犬童一憲
作曲：QoN
閉じた目の裏に映った
僕等が出会った最初の春
何度も通った馴染みの場所も
この何年かで少し変わったね
大人ぶった臆病な性格が
「それでも僕等は大丈夫なんだ」って
言葉すら遮ってきたから
そこに立ち尽くしてた
きっと後ろを振り返れば
いつもと同じ数の足跡
確かめないように歩いた昨日の帰路は
僕にひとつの終わりを告げようとしていた
曖昧に過ごした日々
代償に後悔が降って
今更胸にのしかかって来るんだよ
「あと少し、一秒でもいい」
情けない僕の呟きなんて
いつも通りって目の前の光景に
掻き消されてしまった
ずっと後ろを振り返っては
何度足跡数えただろう?
確かめないように歩いた昨日の帰路に
君のその笑い声は変わらず響いていた
一人が怖くて歩幅を合わせた
二人が寂しくて肩を並べた
いつしか嬉しくて歩いた道
これからも また
きっと後ろを向かなくても
いつか道重なり合うから
確かめなくたって今日まで歩いた真実が
僕等それぞれの明日を照らしてくれるさ
独りが怖くて歩幅を合わせて
歩いた道は歪だったね
それでも僕は誇りに思うんだ
鳴りやませやしないんだ この足音
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