作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿
寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う
夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く
パッと光って咲いた 花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
曖昧な心を 解かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった
「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って
笑う顔に何ができるだろうか
傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動
焦燥 最終列車の音
何度でも 言葉にして君を呼ぶよ
波間を選び もう一度
もう二度と悲しまずに済むように
はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が
きっとまだ 胸に住んでいた
手を伸ばせば触れた あったかい未来は
ひそかに二人を見ていた
パッと花火が
夜に咲いた
夜に咲いて
静かに消えた
離さないで
もう少しだけ
もう少しだけ
このままで
あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿
パッと光って咲いた 花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
曖昧な心を 解かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった
「打上花火」は、2017年8月16日にTOY'S FACTORYからリリースされたシングルです。作詞・作曲・プロデュースは米津玄師で、DAOKOと米津玄師のコラボ名義で歌唱されています。劇場アニメ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌として書き下ろされ、映画の新作カットを用いたアニメーションMVも公開されました。夏のきらめきと切なさを重ねた世界観が、幅広い世代に支持されています。
九月、まだ暑い夏の余韻の中。
気温は真夏並みでも、気持ちはゆっくりと次の季節へ向かいます。花火の記憶や夕暮れの空気感に触れながら、落ち込んだ時に元気が出る一曲や、受験・部活・就活の背中を押す応援ソングまで、新旧織り交ぜて10曲を選びました。
DAOKO×米津玄師は、女性ラップシンガーのDAOKOさんとシンガーソングライターの米津玄師さんによるコラボレーションです。DAOKOさんはニコニコ動画発の活動から表現の幅を広げ、ポップとラップを横断する世界観で注目されています。米津玄師さんは“ハチ”名義での創作を経て本名での活動を本格化し、作詞作曲からプロデュースまで手がけるアーティストとして高い評価を得ています。両者の個性が響き合った代表作の一つが「打上花火」です。
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