作詞:平部雅洋
作曲:平部雅洋
冬の寒さに負けないように
凍えぬように寄り添っていた
僕らのコートは気がつけば
半袖のシャツに変わっていた
そしてなかなか「会いたい」が言えなくなった
何がそうさせたんだ
“一緒”が長くなればなるほど何故か
難しくなってゆく気がした
「次会う予定を立てとかないと仕事頑張れない」
って言ってくれたこと
忘れていたんだ
どうすればいいかわからなかった
そっけない振りをしてみても
意味がなかったって
後から嘆くようじゃ遅くて
君が何を思っているのか
曇って見えなくなっていた
何がそうさせたんだ
また不器用さに嫌気がさした
見ないようにしていたら
本当に見えなくなってしまった
きっと夏の日が眩しかった
なんて言い訳にもならないよな
「次は少し間空いちゃうね」
前はどんな風に答えてたんだっけ
思い出せないよ
「もっと連絡もとってほしかった」
「もっと言葉にしてほしかった」
「なんなら束縛してくれてよかった」
「側にいればいいわけじゃなかった」
「いつもでもなんでも器用にこなすアナタだけど
こう言うことはとことん不器用なんだね」
って言われてしまうんだ
どうすればいいかわからなかった
そっけない振りをしてみても
意味がなかったって
後から嘆くようじゃ遅くて
君が何を思っているのか
曇って見えなくなっていた
「会いたい」を絞り出しても
届く前にいなくなってしまった
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